登山と服装 [登山]
いよいよ紅葉の秋です。
今、北海道の大雪山が見ごろです。
徐々に紅葉は南にそしてふもとにと移動して行きます。
山ガールも増えていますが、中高年の登山ブームが続いています。
この季節、山は気温の変化が激しく、
登山に適した装備や服装はとても大切です。
天候変化に対応できる服装とは、脱いだり着たりして
調節しやすい服装を心がけることです。
山の一般的な服装は、
下は、コンディショニングウェア(タイツ)、ズボン、レインウェア等
上は、肌着、シャツ、フリースやダウン、レインウェア等です。
登山用品の中でも特に大切なものは、
レインウェア、靴、リュックで「三種の神器」と言われます。
中でもレインウェアと靴は体に負担がかからないように
専門家などに相談して、しっかり選ぶ必要があります。
トレッキングシューズを選ぶには
・ 軽くて歩きやすいだけでは
・ 硬くてしっかり足を支える機能がある
・ 靴の中で足がずれなくて、足を包み込む機能もある
上記に留意して選ぶことが大切です。
レインウェアは
上下に分かれたスーツタイプが基本
雨を防ぐだけでなく、汗や湿気を外に逃がす「防水透湿機能」
が大切です。
レインウェアの代表格として「ゴアテックス」素材があります。
ズボンとしては、ジーパンはぬれると重くなり伸縮性もないので
不向きです。
専用のズボンがない場合には、ジャージーなどでも可能です。
安全性から考えると
山ガールスタイルのスカートやハーフパンツよりはしっかり厚みのある
ロングパンツが良いかと思います。
ズボンの下に履くタイツは、テーピング効果があったり、
血流を調えるなどの効果のあるものが出ていて、
転んだ時のけがの防止にもなり、足も軽く感じられて
疲れにくい等の効果があるなど様々です。
山で着用する肌着は、
汗を蒸発させて肌をサラサラに保つことが大切です。
今、肌着や靴下に人気なのが、ウールと化学繊維の混紡素材です。
もともとウールは暖かく、臭いは軽減し汗冷えもしにくい等長所があり、
化学繊維と混ぜ合わせることによって
洗濯しやすくなりブームになっています。
秋の山は、天候に恵まれれば最高ですが、寒暖の差が激しく、
雨が降れば冷え込み、日没も早い等リスクも考えた上で
準備することが大切です。
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