干し野菜 干しくだもの 太陽の恵み [暮らし]
日差しがとても強くなる夏。
そして、今年は節電の夏。
今年こそ、太陽のエネルギーを活用して、
干し野菜,干しくだものに挑戦してみませんか?
干し野菜、干しくだものは、とっても簡単に作ることができます。
残り物を上手に活用し、ひと手間加えるだけで、
「うまみ」、「香り」、「栄養」をアップし、
傷みがちな夏野菜やくだものを保存することができます。
買ってきても使い切れなかった野菜やくだもの、
家庭菜園でとれた野菜やくだもの、たくさんいただいた野菜やくだものなど
干し野菜や干しくだものなら、無駄にせずにより栄養価の高い
食品として活用することができます。
特に干し野菜や干しくだものにむいている食品には、
次のようなものがあります。
しいたけ、大根、カボチャ、レンコン、ナス、ゴーヤ、トマト、
ごぼう、リンゴ、バナナ、にんじん、イモ類などがあります。
そのほかにも、柿の実やリンゴの皮なども良いですよ。
特に干ししいたけや、干し柿、干し大根、干しイモなどは、
干物の定番です。
他にも、工夫しだいで干し野菜や干しくだもののレパートリーは
どんどんひろがります。
今年の夏は、節約を兼ねながら健康食品としても
重宝される干し野菜や干しくだものに挑戦してみては
いかがでしょうか。
干し野菜、干しくだものの作り方
カラッと晴れあがった夏の日は、絶好の干し日和となります
野菜やくだものの厚さをできるだけ揃えることと、
日当たりが良く、風通しのよい場所を選ぶことが大切です。
洗って切った野菜や果物をざるなどに広げて干せば出来上がりです。
表面が白っぽくなったら半干し状態で、半日程度でできます。
しっかりと干すには、小さく軽くなるまで1日~2日かかります。
空気が乾いている秋や冬の時期も、
干し野菜や干しくだものには適しています。
季節を変えて、その時期に豊富なくだものや野菜を
干してみるのも良いとおもいます。
カボチャやゴーヤなどわたのあるものは、わたをとってから
切ります。
トマトは、種を取り除いて干します。
野菜やくだものは重ならないように並べます。
ピーマンやしし唐など丸ごと干す場合には
つぶしてき裂を入れて干すと、揚げ物などにそのまま活用できます。
カラスなどから守るためには、市販の干物用かごを
使用することもおすすめです。
野菜の表面が白っぽくなった半干し状態の野菜などは、
水でもどさないで、野菜炒めや汁物に使います。
しっかりと干した野菜や果物は乾燥剤と一緒に保存し
1~2週間をめどに使い切りましょう。
干し野菜や干しくだものの活用法
そのままおやつとして
くだものやトマトなどはそのまま食べるのも良いですね。
ドライカレーやスープに加えると甘みが増し
味もしみやすくなり一味違ったうまみが出ます。
干し野菜のチップス
半干し状態の野菜をサラダオイルでからっとなるまで揚げる。
キッチンペーパーなどの上に広げ油分を除き、塩こしょうする。
酒のつまみやおやつにも最適のチップスの出来上がりです。
チップスには、ほとんどの野菜があいますが、
特にごぼうやにんじん、お芋やインゲン、レンコンやカボチャなどが
適しています
干し白菜や干し大根は、
煮物にするととても味がしみやすく、うまみが増します。
ゴーヤ、リンゴの皮などは、
お茶にして飲むとおいしくいただくことができます。
ゴーヤはしっかり乾燥したものを細かくしてティーポットに入れ
お湯を入れて数分で飲むことができます。
苦味もあまりなく、甘いお茶ができます。
リンゴの皮は、リンゴをむいたときに皮を捨てずにとっておき
しっかりと干します。
これも適量をティーポットに入れお湯を入れて
数分で飲むことができます。
甘くておいしいアップルティーの出来上がりです。
今年は筍やキュウリにもチャレンジしてみたいと考えています。
ぜひいろいろなものに挑戦して太陽の恵みで新しい味を
引き出してみたいと考えています。
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