母の宝物 [暮らし]
お母さんには、宝物がたくさんあります。
お母さんの一番の宝物は多くの場合には家族です。
中でも「私の宝物は子供」と答える方はたくさんいます。
私事で恐縮ですが私も二人の子の母親です。
この二人の男の子、なかなかの強者で、
思い出をたくさん残してくれました。
長男は、腕白坊主、でも人一倍の頑張り屋さん。
二男は、兄を見ていて学習し、うまく立ち回ることもしばしば。
我が家は、完全な核家族で共働きです。
甘えたいときには甘えられず、さびしい思いをしたことも
たくさんあるようです。
おむつ持参で保育園に通った二人の記録、
保育園の「連絡帳」は子供が二十歳を超えた今でも
母の宝物です。
保育園の先生からは、毎日のように
「今日は、保育園の裏に落とし穴をいくつも掘りました。」
「今日は、保育園の職員用の自転車置き場から塀を超えて
隣の中学校に入りました。」
「今日は女の子とけんかをして謝らないので外に出したら
砂場におしっこをしました。」などと悲鳴にも近い連絡が
書いてありました。
それでも、時々は、ほほえましいお知らせもあって、
「今日は保育園の芋掘り会でした。泥だらけになって
芋掘りをしながら、"ねえねえ先生、見て、もぐらとミミズがけんかしているよ。"
とにこにこしてました。」等々。
主人が連絡帳の表紙に仮面ライダーなどの絵をかいて、
私が連絡のお返事や、家での出来事などお知らせする役目でした。
私の手元には、この連絡帳が数十冊あります。
息子たちが、結婚相手を連れてきたときには、
「母の宝物」であるこの連絡帳をプレゼントするつもりです。
子供を授かったこと、ここまで育ってくれたことが
母には一番の宝物だと感じています。
もうすぐ母の日、お母さんへのプレゼントを
考えている方は多いと思いますが、
お母さんは、すでに子供からたくさんのプレゼントを
もらっています。
それでも親子にとって、母の日は絆をより深めるための
大切な一日です。
思い出に残る素敵な一日になるといいですね。
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